KKSブログ: 大学生の就活、大手、安定志向続く『就職先人気企業ランキング2011』

超就職氷河期といわれる中、就職情報会社の（株）ダイヤモンド・ビッグアンドリードが、２０１１年の大学生就職先人気企業ランキングを発表しました。

対象は、現在就職活動中の大学３年生と大学院１年生で、調査結果によると、やはり「大手・安定志向」がうかがえるランキングとなりました。

トップ10に入った企業の傾向をみると、男子文系は、総合商社と金融機関が上位を多く占めており、１位「三菱商事」、２位「三菱東京UFJ銀行」、３位「住友商事」となっています。男子理系は同じく商社が人気とともに、電機メーカーの人気が高く、１位「東芝」、２位「ソニー」、３位「三菱商事」となっています。

文系女子は、支援制度の充実した大手企業が人気で、１位「三菱東京UFJ銀行」、２位「東京海上日動火災保険」、３位「みずほフィナンシャルグループ」となっています。理系女子は、不況に強いとされる食品メーカーの人気が顕著で、１位「明治グループ」、２位「ロッテ」、３位「味の素」となっています。

不況を反映したランキングともいえますが、大学生にはいつの時代でも「大手・安定志向」が根強いようです。学生たちは、視野を広げ、中小企業にも目を向けて、自分に合う企業を探すことができるといいですね。

教育家庭新聞社
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