●家訓は必要? 「家訓」がないのは7割、必要なしと考えるのは6割 (2010年12月30日)
通信教育などを手がけるBenesseは、家訓について保護者へのアンケートを実施し、その結果を発表しました。結果は、全体としては「家訓」をもつ家庭は少ないものの、「家訓」のある家庭で育った保護者は「家訓」を設ける傾向があるようです。
現在家訓がある・・・29.2%
家訓は必要だと思う・・・36.6%
家訓を守っている・だいたい守っている(家訓がある方)・・・79.8%、
家訓のある家庭で育った・・・13.7%
家訓がある中で育ち、現在も家訓がある・・・86.3%
【家訓】例
●自分がされて嫌なことは他人にしない ●うそをつかない ●あいさつはきちんとする
●他人の悪口を言わない ●人の振り見て我が振り直せ ●働かざる者食うべからず
●継続は力なり ●人には優しく、自分には厳しく ●自分の権利を主張するなら、まずは義務を果たす
●質素倹約 ●質実剛健 ●食べ物を粗末にしない
●お年寄りやご先祖を敬う ●常に他者への感謝を忘れない ●何事も中途半端にせず、最後までやり遂げる
家訓というと、少し大げさなとか堅苦しいという理由で家訓を設けていない、必要がないと考えるご家庭も多いようです。だからといって社会的なルールやマナーをいい加減にして考えているわけではありません。「家訓」という形式をとらないだけで、普段の生活の中で折に触れ教えている家庭がほとんどです。
人として守らなければいけないもの、大切にしなければならないもとはどんなことかを、見直しするにはぴったりの時期です。家訓を設けている家では、ほとんど守っているという回答が出ています。来年の初めに、家族みんなで話し合ってみるのも良いかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2010年12月30日 14:12