●平成22年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」結果が公開されています (2010年12月29日)
「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」は、文部省科学が行っているもので、平成22年度については、平成22年の4月から7月末までの期間で実施されました。調査対象は、小学校第5学年、特別支援学校小学部第5学年、中学校第2学年、中等教育学校第2学年、特別支援学校中学部第2学年です。
調査の方法は、上にあがっている学年の、文部科学省が調査対象として抽出した学校における全児童生徒を対象とし、全国的な抽出調査を行うというものです。調査事項は、児童生徒に対する調査、学校に対する調査の2つです。児童生徒に対しては実技と質問紙調査で、学校に対しては質問紙調査で、それぞれ行われました。
実技に関する調査は、小学校、中学校それぞれ8種目で行われました。握力、上体起こし、長座体前屈、反復幅跳び、持久走、シャトルラン(小学生はシャトルランのみ)、50m走、立ち幅跳び、ボール投げです。質問紙調査については、運動習慣、生活習慣、食習慣等に対しての調査が行われました。
学校に対する質問紙調査の内容は、子どもの体力向上に係る地域・家庭等との連携および、特別活動等についての調査でした。
結果としては、体力合計点の推移について、小学校男女、中学校男女ともに、平成20、21年度に比べ、ほとんど変化はみられず、都道府県別の体力合計点の状況として、小学校女子を除いて、過半数の地域が調査初年度の平成20年度から向上していました。
少し、体力が上がってきているということは、安心感が持てますが、細かいところの調査結果も公開されていますので、一度ごらんになってみては、いかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年12月29日 17:59