KKSブログ: 平成２３年３月高等学校卒業予定者の就職内定状況に関する調査について

この調査は、文部科学省が、高等学校卒業者の就職状況を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、行ったものです。

平成２３年３月高等学校卒業予定者の就職状況の調査で、平成２２年１０月末現在の状況がとりまとめられ、公表されています。

調査の対象は、国立、公立、私立の高等学校（全日制・定時制）で、調査項目、「学科別（国立、公立、私立の別）の就職内定状況」と「都道府県別（県内・県外別）の就職内定状況」です。

調査結果の概要は以下のようになっています。

平成２２年１０月末における高等学校卒業予定者の就職内定率（就職内定者の就職希望者に対する割合）は、５７．１％で、これは、昨年同期から１．９ポイント上昇したことになります。

男女別に見ると、男子は６１．５％、女子は５０．８％で、昨年の同じ時期と比べて、男子では２．１ポイント、女子では１．２ポイント、それぞれ上昇したことになります。

学科別で、就職内定率の高い順でいうと、「工業」が７６．２％、「福祉」が６３．１％、「商業」が５８．４％、「情報」が５８．２％、「農業」が５５．６％、「総合学科」が５４．６％、「水産」が５４．１％、「家庭」が５１．２％、「普通」が４３．１％、「看護」が３９．２％となっています。

少しでも増えているというのは、明るい兆しが感じられて、うれしいことですね。

教育家庭新聞社
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