●就職戦線を勝ち抜いたのは、成果志向と競争意識が高い学生 (2010年12月18日)
大学卒の就職難が社会問題となっていますね。しかし、そんな“就職氷河期”であっても、内定を獲得した学生はいます。勝ち抜いた学生は、今も就活を続ける学生と何か違うのか―。
(株)シェイクが、内定を獲得した内定者の実態調査を実施したところ、成果志向と競争意識が強い“肉食系”の学生が、内定を獲得している傾向が強いことがわかりました。
今年の就職戦線は、かつてないほどに「学生の2極化傾向」が取りざたされました。いち早く志望先の内定を獲得できる学生は、最終的に複数社の内定を得る一方で、志望先もなかなか確定できないまま、長期間にわたって活動を続ける学生もいます。
「仕事と生活の調和」が叫ばれるようになった昨今ですが、内定を勝ち取った学生は、「無理をしてでも成果を出したい」という思いが強く、競争する環境が好きという回答が、昨年の内定者に比べても増加傾向にあります。昨年にも増して厳しい就職氷河期を勝ち抜いた学生は、従来より強い気持ちを持って社会に出る心構えがあるようです。
そして、来春入社予定の内定者は、昨年の内定者に比べ、「第一志望」から内定を得ている割合が増加。「第五志望以下」だった、という回答もかなり減少しています。内定を取れる学生は、最初から第一志望の企業の内定を取ることができ、第五志望以下の企業の内定を得ていた学生は、雇用環境の悪化が内定自体が取れなくなっているといえそうです。
氷河期化の影響をもろに受けている学生たちですが、今年の内定者たちは4割近くが第一志望から内定を得ていることもあってか、仮に景気がよかったとしても、、半数以上が「いまの内定先に入社していた」と回答。就職戦線を勝ち抜いた肉食系の内定者は、内定先企業へのロイヤリティが高いようです。厳しい環境下だからこそ、しっかりした意志を持って就活に臨んだ学生が勝ち抜いたことがよくわかりますね。
« 男子の身長が低くなっている?!裸眼視力0.3未満も増加~学校保健統計調査 | トップページへ 定期テスト対策に、約7割の保護者が1週間の準備期間に不満!? »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2010年12月18日 21:21