●男子の身長が低くなっている?!裸眼視力0.3未満も増加~学校保健統計調査 (2010年12月18日)
文部科学省により、「平成22年度学校保健統計調査(速報)」が公表されています。
この調査は、学校における幼児、児童および生徒の発育・健康の状態を明らかにすることを目的とし、児童などの発育状態( 身長、体重、座高)や児童などの健康状態が調査項目となっています。
平成22年度の男子の身長(全国平均値。以下同じ。) は、7歳から12歳、14歳、15歳および17歳で前年度の同年齢より減少していることがわかりました。また、その他の年齢では、前年度と同じ数値となっています。女子の身長は、13歳および17歳で前年度の同年齢より増加し、5歳、8歳、10歳、11歳、14歳および15歳で前年度より減少しています。
平成22年度の男子の体重は、13歳、14歳および16歳で前年度の同年齢より増加しています。また、6歳、7歳、9歳、10歳および12歳で前年度より減少しました。女子の体重は、14歳および16歳で前年度より減少しています。また、その他の年齢では前年度と同じ数値となりました。
疾病・異常を被患率等別にみると、幼稚園、小学校、高等学校においては「むし歯(う歯) 」が最も高く、次いで「裸眼視力1.0未満の者」の順となっていることが明らかとなりました。中学校においては、「裸眼視力1.0未満の者」が最も高く、次いで「むし歯( う歯) 」の順となっています。
平成22年度の「裸眼視力1.0未満の者」の割合は、幼稚園26.43%、小学校29.91%、中学校52.73%、高等学校55.64% となっており、前年度と比較すると、高等学校を除いて増加しています。
また、「裸眼視力0.3未満の者」の割合は、幼稚園0.79%、小学校7.55%、中学校22.25%、高等学校25.90%となっており、前年度と比較すると、高等学校を除いて増加しました。
いつの時代も、保護者の願いはただ一つ……子どもたちが健康でいてくれることです。食生活や生活習慣を整え、より健康体で毎日が過ごせるようにしてあげたいですね。
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投稿者 kksblog : 2010年12月18日 18:08