●ウェザーニューズの「紅葉調査」 今年の紅葉はどうでしたか? (2010年12月01日)
株式会社ウェザーニューズでは、同社の携帯サイト会員に「今年の紅葉は例年に比べてどうですか?」という質問をし、その回答をまとめました。それによると、半数以上の人たちが「今年の紅葉は〝キレイ〟と実感しているようです。
今年の紅葉は、猛暑の影響で葉が痛んでいるのでは、と心配されていました。そこで「紅葉調査」では、回答の選択肢を「例年以上にキレイ」「例年と同じくらいキレイ」「例年より劣るがキレイ」「イマイチ」「わからない」の5つに設定しました。すると「例年と同じくらいキレイ」が最も多く33.3%、次に「例年以上にキレイ」が20.9%、「例年より劣るがキレイ」が20.3%という結果になりました。
「例年以上にキレイ」と「例年と同じくらいキレイ」を合わせた数値を都道府県別に比較してみると、西日本の県が上位を、北日本の県が下位をしめる傾向があることが分かりました。今年の夏から秋の気候を見てみると、西日本では夏の日照時間が長く、赤色を作るデンプンが大量に生成されて鮮やかさが増した可能性が考えられます。
年齢別に比較すると、年齢が高いほど「キレイ」と感じている傾向が見られました。また紅葉の「見頃」の期間についても、年齢が上がるほど長く感じられるようです。10代・20代では「4日〜7日間程度」という回答が多かったのに対し、30代以上では「8日〜10日間程度」が最も多くなりました。
紅葉狩りは花見と同様にタイミングが大切なものですが、出かける予定を立てるのは「数日前」という人が最も多いようです。また年齢が高いほど早めに計画を立てる傾向にありました。実際に紅葉狩りに行った人に、そのタイミングを尋ねたところ「ちょうど良かった」という人が最も多くなり、年代別には60代以上で「ちょっと早かった」という回答が多くなっています。ベストなタイミングが難しい紅葉狩りは、計画は直前に立てた方がむしろちょうど良いのかもしれませんね。
こういった身近でやわらかい題材のデータは、グラフや表の読み方を学んだり、一つのデータを年代別、地域別に読み取る力をつけたりする題材にしやすいのではないでしょうか。さらに、気象や樹木の分布など発展した興味に結びつくと素晴らしいですね。
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投稿者 kksblog : 2010年12月01日 16:07