●母の過去を「見たい」は4割、父は3割 理由は「興味本位」など (2010年11月19日)
株式会社アイシェアにより、自分の親の過去を知っている、もしくは親の過去に興味がある人はどのくらいいるのか、20代から40代のネットユーザーを対象に意識調査がおこなわれました。
自分が生まれる前の、父親の過去を『知っている』としたのは、「すべて知っている(0.6%)」「だいたい知っている(32.4%)」の合計33.0%。女性は40.1%で男性(26.5%)を13.6ポイント上回ったほか、40代では38.1%と年代が上がるほど『知っている』とする割合が高まる傾向がみられました。
もし過去に戻れるなら、自分が生まれる前の父親を見てみたいと思うかを聞くと、「とても思う(4.9%)」「少し思う(30.4%)」の合計35.4%(237名)が『思う』と回答しています。こちらも男性より女性で割合が高く、20代では女性の47.2%が『思う』としたのに対し、男性は29.4%と大差がつきました。
父親の過去を見てみたいと『思う』人に理由を聞くと、女性からは「興味本位」「聞いてる武勇伝が本当かどうか知りたい」「結構やんちゃしてたらしいので、離れてこっそり観察してみたい」といった、好奇心からくるものが目立ちました。
男性からは「今の自分と比較してみたい」「親父を尊敬しているから」など、同性ならではの理由があがっています。また、「自分も親になったので」「早く亡くなったのでちゃんと話をしたことがないから」といった声も(自由回答)あがりました。
一方、母親の過去を『知っている』としたのは、「すべて知っている(0.4%)」「だいたい知っている(34.9%)」の合計35.4%。ここでも、父親の場合と同様、女性(45.8%)と40代(39.6%)で『知っている』が高比率となっています。
また、自分が生まれる前の母親を見てみたいと『思う』人は「とても思う(6.3%)」「少し思う(33.6%)」の合計39.9%(267名)で、父親(35.4%)の場合よりやや多めとなりました。女性は『思う』人が46.1%と男性より11.9ポイント高く、20代女性では54.2%と半数以上を占めています。
過去の母親を見てみたいと『思う』人に自由回答で理由を聞くと、男性からは「純粋に興味がある」「早くに亡くしたため」など、父親の過去を見てみたいという女性の意見と同様のものが多く見られる結果となりました。
一方、女性からは「おてんばだったというのでどのくらいなのか確かめたい」「母の話が面白いので実際と比べてみたい」「本人は言わないが、モテていたような気がするので」「美人だったのだろうなと思うので」といったものや、「父との恋愛」も目立ちます。
なかなか興味深い調査結果です。案外子どもたちは、親の過去について興味を持っているということなのかもしれません。
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投稿者 kksblog : 2010年11月19日 20:36