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大学の就職内定率は57.6%、4.9ポイント下がる~就職内定状況の調査 (2010年11月18日)

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厚生労働省および文部科学省は、平成23年3月大学等卒業予定者の就職内定状況等を共同で調査し、平成22年10月1日現在の状況を取りまとめ、概要を公表しています。

大学の就職内定率は57.6%で前年同期を4.9ポイント下回る(就職内定率は平成8年度の調査開始以来過去最低の水準)結果となりました。男女別にみると、男子は59.5%(前年同期を3.8ポイント下回る)、女子は55.3%(前年同期を6.3ポイント下回る)です。

短期大学の就職内定率(女子学生のみ)は22.5%で、前年同期を6.5ポイント下回っています。高等専門学校の就職内定率(男子学生のみ)は93.8%で前年同期を0.9ポイント下回り、専修学校(専門課程)の就職内定率は37.9%で前年同期を5.5ポイント下回る結果となりました。

同省では、「新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策」(平成22年9月10日閣議決定)に基づき新卒応援ハローワークを全国55カ所に設置するとともに、大卒就職ジョブサポーターの大幅な増員を行い、新規学卒者、大学等および企業に対しよりきめ細かな支援を開始しています。

なお、今般の調査結果を受けた細川厚生労働大臣から労働局長への緊急指示に基づき、さらに次の取組を強化し、大学等卒業者が1日でも早く就職できるよう支援を実施していくとのことです。

具体的には、12月15日までを集中取組期間とし、大卒就職ジョブサポーター等により、新規学校卒業者のための徹底した求人開拓の実施や、大卒就職ジョブサポーターが担当する大学等と連携し、大学等のニーズに応じ、大学への出張相談等の実施などが挙げられています。

不景気はまだ続きそうですが、今の学生たちに罪はありません。どうにか明るい希望を持って卒業ができるように、周りがしっかりフォローしてあげたいものです。

厚生労働省:平成22年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査について



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投稿者 kksblog : 2010年11月18日 19:19


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