KKSブログ: 「みんなで学ぶ朝鮮・韓国の歴史と思想」～高麗美術館

高麗美術館（京都市北区）にて、２０１０年度「高麗美術館コレクション名品展～みんなで学ぶ朝鮮・韓国の歴史と思想」が、開催されています。

開催期間は、２０１０年１０月２３日（土）～１２月２３日（木・祝）です。

２０１０年は、日韓併合から１００年、そして朝鮮戦争勃発から６０年を数える年となります。

朝鮮半島への理解をさらに深める契機として、高麗美術館では、今秋のコレクション展で、陶磁器や絵画、木工家具、考古資料などを展示、子供たちにもやさしい解説を添え、あらためてその悠久の歴史を振り返ることとしました。

古代日本に多大な影響を与えた高句麗（こうくり）・百済（くだら）・新羅（しらぎ）・加耶（かや）諸国をはじめ、極めて高度な仏教美術を誇った高麗（こうらい）、と、朝鮮（ちょうせん）は、約５００年という、世界的にも稀にみる長きにわたった王朝です。

その王朝・朝鮮とは、一体どんな国であったのか、各時代を代表する美術工芸品を通し、製作当時の社会や思想を学ぶことで、古来より続く日本との交流と、これからの歩みを考える好機会となります。

この期間に、関連企画として、「みんなでチャレンジ！　朝鮮半島歴史クイズ」というイベントも、行われています。期間中に、美術館で出題するクイズに参加してくださった方の中から、抽選でオリジナルグッズが進呈されます。

教科書で学ぶ歴史とは、また違って、子ども達の心に入ってくるものがあるかもしれませんよ。この機会に、お出かけになってみては、いかがでしょうか。

教育家庭新聞社
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