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「おひとりさま」より「仲間好き」の方が就職には有利?大学生の意識調査 (2010年11月15日)

young_101111.jpg株式会社明治安田生活福祉研究所は、全国の大学生を対象に、大学生活や就労、結婚・出産、社会に対する意識などについての意識調査を行いました。まずは4つの大学生のタイプを示し、自分がどのタイプであるかを選んでもらい、それによって就労や大学生活、結婚観などに関する調査結果を分析しました。

まず分けるタイプは、人とのふれあいを大切にし、読書好きな「文友両道タイプ」、ひとりの時間を楽しみ、読書好きな「学者肌タイプ」、人とのふれあいを大切にし、読書嫌いな「体育会系タイプ」、ひとりの時間を楽しみ、読書嫌いな「デジタリアンタイプ」、の4つです。分析結果によると「人とのふれあいを大切にする」タイプの方が、就職内定率が高い傾向がありました。

4年生6月時点での内定状況を見ると、文友両道タイプ、体育会系タイプでは半数前後が内定しているのに対し、学者肌タイプ、デジタリアンタイプは20%前後と差がありました。3・4年生に対して志望部門を聞いてみたところ、文友両道タイプは「営業・販売」が最も多く、その他のタイプでは事務が最も多くなっています。また体育会系では「広告・宣伝」、学者肌タイプでは「研究開発」、「システム」、デジタリアンタイプは「わからない」が他のタイプよりも多くなっています。

内定率の高い2タイプでは、就職先選定のポイントとして「仕事の面白さ」を選ぶ人が多く、逆に低い方の2タイプは、「安定性」や「収入」が多くなっています。一概には言えませんが、この結果を見る限りでは、人と関わるのが好きで、仕事には「やりがい」を見出すタイプが早く内定を得られているように見られます。

文友両道、体育会系の2タイプは、「結婚したい」「子どもがほしい」と考える人が8割程度なのに対し、学者肌、デジタリアンタイプは5〜6割でした。「ひとりを楽しむ」タイプは、「人は人、自分は自分」という意識が強いのかもしれません。それでも、就職を考えるときには積極的に人と関わることが近道になるのかもしれませんね。

2010年 大学生に関する意識調査|明治安田生活福祉研究所



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投稿者 kksblog : 2010年11月15日 06:47


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