●中高一貫教育校、総合学科、単位制などは増加 高等学校教育改革状況の調査 (2010年11月14日)
文部科学省は、高等学校教育の改革に関する推進状況についての調査をおこない、その結果を公表しています。
中高一貫教育校の設置・検討状況は、平成21年度の370校と比較して32校増加し、平成22年4月現在402校となっています。内訳は、中等教育学校48校、併設型273校、連携型81校です。なお、平成23年度以降に設置が予定されている中高一貫教育校は31校です。
総合学科の設置状況は、平成21年度の344校と比較して5校増加し、平成22年4月現在349校となっています。
単位制高等学校の設置状況は、平成21年度の900校と比較して28校増加し、平成22年4月現在928校となっています。
高等学校と大学の連携に関しては、大学などとの連携協議会などの設置状況が平成18年度の590校と比較して365校増加し、平成22年4月現在955校。大学の科目履修生・聴講生などまたは公開講座などの制度の活用状況は、平成18年度の991校と比較して121校減少し、平成21年度の活用校は870校です。
また、大学教員による高等学校での学校紹介や講義などを実施している学校数は、平成18年度の2,471校と比較して、338校増加し、平成21年度の実施校は2,809校となっています。
このほか、生徒の自校以外における学修の単位認定について(生徒の自校以外における学修の単位認定について、大学等における学修の単位認定制度の活用状況、海外留学に係る単位認定の活用状況など)や、高等学校再編計画等の策定及び検討状況、各都道府県・政令都市において重点的に取り組んでいる課題などについても紹介されています。
今の高等教育の現状を把握していくためにも、こうした最新の情報を知っておくことは大切でしょう。
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投稿者 kksblog : 2010年11月14日 11:27