●韓国で人気の絵本ってどんなの?国際こども図書館「世界を知るへや」小展示 (2010年11月09日)
「日本のおとなりの国」、韓国は近いと言っても文化、言語など日本と違うところが多くあります。日本人の多くは韓国語を読むことはできませんが、まずは子ども向けの絵本を手に取ってみてはどうでしょう。
上野公園にある国際こども図書館では、韓国の国立子ども青少年図書館と協力して、2010年10月から12月まで小展示「韓国のおはなし会で人気のある絵本〜韓国国立子ども青少年図書館が選んだ子どもの本〜」を行います。それぞれ「おはなし会」で子どもたちに人気がある本30冊を選び、お互いの国で展示しています。
開催場所は、国際こども図書館1階の「世界を知るへや展示コーナー」で、入場は無料です。韓国で書かれた本が多いですが、中には日本やその他の国の本を韓国語訳したものもあります。リストの中には、日本でも人気の「おつきさまこんばんは(林明子 作)」、「スイミー(レオ・レオニ作)」といった本も見られます。また、韓国で書かれた絵本で、日本語訳されているものは、日本語版も展示されています。
同様に韓国の国立子ども青少年図書館でも、国際子ども図書館の職員が選んだ日本の絵本が展示され、韓国の子どもたちに紹介されています。展示リストと紹介文が、国際こども図書館のホームページに掲載されています。
国際こども図書館の「世界を知るへや」は、日頃から世界各国と各地域の地理、歴史、民俗などを紹介する資料や、外国語の絵本など、子どもたちが世界の国々に興味や関心を持ち、国際理解を深めることを目的とした資料がおいてあります。子どもたちの大好きな、絵本を読める閲覧室のすぐ隣にあり、誰でも利用できる部屋です。
また、おはなし会が「世界を知るへや」のまた隣にある「おはなしのへや」で、毎週末に開かれています。今回韓国で展示される絵本は、このおはなし会でよく読まれている本なのでしょうね。日本と韓国の間には、そう遠くない昔に悲しい歴史があり、今もお互いをよく思っていない人もいます。これからの時代を担う子どもたちが大人になる頃には、韓国が本当に「近い国」になっているといいですね。
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投稿者 kksblog : 2010年11月09日 07:33