●5年間で「子どもの読書活動推進支援計画」を推進 学校図書館への支援も強化 (2010年11月05日)
国立国会図書館国際子ども図書館は、平成22年度から26年度までの5年間を計画期間として、「国立国会図書館国際子ども図書館 子どもの読書活動推進支援計画2010」を策定したことを明らかにしました。
この計画は、全国の公共図書館、学校図書館、文庫などの児童サービス関係者に対する、資料・情報の提供や人材育成にかかわる支援をこれまで以上に充実させるため、国際子ども図書館が取り組むべき活動を示したものです。
取組方針は、(1)子どもの読書に関する情報発信の強化及びネットワークの構築、(2)人材育成支援、(3)学校図書館への支援 の3つです。
「子どもの読書に関する情報発信の強化及びネットワークの構築」では、具体的に国際子ども図書館ホームページの「子どもと本をつなぐ人のページ」のコンテンツを充実させ、児童サービス関係者に役立つ情報を提供すること、国際子ども図書館メールマガジンの配信を継続するとともに、各種情報媒体を活用して、積極的に情報を提供することなどが挙げられています。
「人材育成支援」では、国内外から児童書や児童サービスに関わる有識者を招き、講演会やシンポジウムを開催すること、「大人のためのおはなし会体験会」等を通じて、国際子ども図書館の児童サービスの活動を紹介すること、より多くの児童サービス関係者が国際子ども図書館の研修を受講できるよう、遠隔研修や派遣研修を含む、研修事業の拡充に取り組むことなどが記載されています。
「学校図書館への支援」では、学校図書館支援の一環として行ってきた、国際理解をテーマとした学校図書館セット貸出し事業を継続・改善するとともに、その活用事例等の関連情報を提供すること、学校図書館関係者と協力して学習用ブックリストを試作し、授業に役立つブックリストの作成・活用方法について検討し、情報を提供することなどが挙げられています。
国の支援のもと、今後子どもたちを取り巻く読書に関する環境がより一層良いものになっていくことが望まれます。
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投稿者 kksblog : 2010年11月05日 18:08