●多くの母親が、子どもの運動や遊びは重要と理解~ボーネルンド (2010年11月01日)
教育遊具の輸入・開発・販売を行なう(株)ボーネルンドが、3歳から8歳の子どもを持つ母親を対象に、『子どもの運動や遊びに関する母親の意識』に関するインターネット調査を実施しました。
調査結果によると、多くの母親が、子どもの遊びはコミュニケーションや学力と関係があり、いろいろな運動遊びを体験すると、運動能力は高まると思うと考えていることがわかりました。
文部科学省が毎年公表する「体力・運動能力調査報告書」によると、子どもの体力や運動能力の低下が明らかになっていること、その背景には子どもが発達段階に見合った運動や遊びが経験できていないことが指摘されています。そこで、子どもの運動や遊びに関する母親の意識をとらえるために、調査は実施されました。
「遊びとコミュニケーションや学力との関係性」については、多くの母親が遊びはコミュニケーションと学力と関係があると考えていますが、コミュニケーションと遊び、学力と遊びの関係性については、「関係ない」と考えている母親も存在しています。そして、運動や遊びが子どもの成長につながると理解はしていても、遊びを成立させる要素である「時間・空間・仲間」の3つの間に関しては、自分の子どもの頃と比べて充足されていないと感じている母親が多数を占めます。
「子どもの頃に行なうスポーツ」としては、複数種目を行なうほうが望ましいと考える母親は約6割、ひとつのスポーツ種目を専門的に行なうほうが望ましいと考える母親は約4割でした。
幼少児にとって、身体活動を伴う「遊び」は、「からだ」「こころ」「あたま」をトータルに発達させる上で、とても重要です。今回の調査結果においても、遊びの重要性を理解している母親が多く存在していますが、しかし一方で、専門的なスポーツによって運動能力は高まる、学力とコミュニケーションの育ちは遊びに関係しない、と考えている母親もいます。
調査によると、小学校低学年になると、勉強時間・習い事の時間が増加する一方で、室内遊びや運動遊びの時間が減少。また、運動遊びと室内遊びにおける1時間以上の割合を比較すると、室内遊びの割合のほうが高いことがわかっています。
子どもが健やかに育っていくためには、母親が子どもにどのような環境を作り、体験させてあげるか、また子どもにとっての運動や遊びの重要性を理解することが大切ですね。
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投稿者 kksblog : 2010年11月01日 00:59