●イタリアの子ども向け家具&遊具「PLAY+soft」をコクヨが販売開始 (2010年11月26日)
イタリアの子ども向け遊具・家具のメーカーのPLAY+(プレピュー)社の「PLAY+soft」シリーズを、コクヨファニチャー株式会社が日本国内で販売を開始しました。主に幼稚園、保育園、事業所内保育施設、キッズスペースなどの子ども空間を対象としています。
「PLAY+soft」シリーズは、「PLAY+」創始者であるマウリツィオ・フォンタニーリ氏の発想により生まれた家具シリーズです。コンセプトは「やわらかくて立体的なもの」で、「新鮮さ」「やわらかさ」「しなやかさ」といった、多様な感覚が味わうことのできる素材を利用しています。また赤・青・黄といった、原色を使って多彩な光景を構築し、子どもたちが遊びながら感覚を育てていく助けになります。
今回日本で販売されるアイテムは、お花の形のプレイマット「flower mat(フラワーマット)」や、様々に形を変えられるソファー「bugs(バグス)」、中に隠れられるシェルター様の遊具「lem(レム)」など全90アイテムです。どれも子どもたちが自由に想像力をふくらませたり、自分たちで形を変えてみたり、いろんな遊び方、くつろぎ方ができそうなアイテムばかりです。
このシリーズが生み出されたベースには、世界的に知られた幼児教育メソッドである「レッジョ・エミリア・アプローチ」を主管する「レッジョ・チルドレン」の教育学的アドバイスがありました。「レッジョ・エミリア・アプローチ」とはイタリア北部のレッジョ・エミリア市で生まれた幼児教育メソッドで、教師は「子どもたちとともに旅をする者」として、過度の干渉はせず、子どもが興味関心を抱く対象と積極的に関われるような「足場」になるというのが基本理念です。
「PLAY+soft」シリーズのアイテムは、子どもたちにかかれば、使い方や遊び方が無限に広がっていきそうです。一つのアイテムに対しても、子どもたち一人ひとり思いつきが違うだろうし、また互いにアイデアを出し合うことでまた新しい使い方が生まれてくるでしょう。子どもたちの遊びの「才能」を存分に引きだしてくれそうですね。
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投稿者 kksblog : 2010年11月26日 13:15