●子どもに科学技術に関心を持ってもらいたいと望む保護者は9割 (2010年11月03日)
昨今、子どもたちの“理科離れ”が危惧されています。しかし、今年は小惑星探査機「はやぶさ」の帰還や3D映像の話題から、科学技術に注目し、話題にしているご家庭も多いようです。(株)ベネッセコーポレーションが、「科学技術」についてのアンケート調査を実施したところ、9割の保護者は、子どもに最先端の科学技術に興味、関心を持ってもらいたいと考えていることがわかりました。
科学技術に興味、関心を持ってもらいたいと思っている保護者の割合の高さは、どの学年でも変わりないことから、一時的な受験対策ではなく、もっと広い視野からそのことを望む保護者が多いようです。そしてその理由としては、「将来のためになるから」、「科学技術開発の夢や知的好奇心を抱いてほしいから」、「知識・教養として大切だから」といったことが挙げられています。
ご家庭で親子で最新の科学技術について話す頻度について、あわせて子どもと保護者自身の文系・理系の関係をたずねたところ、理系の子ども、保護者ほど話す頻度が高いことがわかりました。話題は圧倒的に多い「はやぶさ」や「3D映像」についてのほかに、「LED」、「iPS細胞」、「エコカー」、「ソーラー発電」などが挙がるようです。
科学技術の情報源は、テレビ番組が最も多く、ニュースや博物館の展示が続きます。最近は科学のおもしろさや素晴らしさを伝えるテレビ番組や雑誌、子どもにもわかりやすい博物館の展示なども豊富です。しかし、子どもの頃に関心の高かった理科も、受験対策になると理科離れの傾向が高くなっていくのが現状。アンケートからも、環境によって子どもが科学技術ひいては理科に興味を持つことが表れていますから、親子で科学技術に触れる機会を多く持ち、学校現場も理科の観察や実験を多く取り入れてほしいものですね。
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投稿者 kksblog : 2010年11月03日 05:45