●テストの結果を保護者に見せる子どもは8割、年齢があがるにつれ減少 (2010年11月09日)
子どもの学力を把握する情報源は、やはりテストの結果でしょう。ところで、子どもは保護者にテストの結果を見せているでしょうか。(株)ベネッセコーポレーションが、小学生以上の子どもをもつ保護者を対象に、「テスト」に関するアンケート調査を実施しました。
調査結果によると、約8割の子どもがテストを保護者に見せる習慣があることがわかりました。学齢別にみると、中学2年生くらいから見せない割合が増えていきます。
小学1年生は9割以上がテストを保護者に見せる習慣がありましたが、学年があがるにつれて、見せる割合は減少していきます。高校3年生になると半数以上が見せなくなるようです。
保護者は子どものテスト結果は気になるところ。テストを見せない子どもに、保護者は不満を感じているようです。
次に、子どものテストの結果を見て、保護者はどんな言及をするのかというと、結果が良くても悪くても、点数と間違えた内容については高い割合。小学低学年のころは、できている内容についても言及しますが、高学年になると、圧倒的に間違えた内容についてになります。また、テストの結果の良し悪しを問わずに、7割以上の保護者が、間違えた問題をやり直すように子どもに伝えているようです。
保護者は子どもの学習内容についてどのくらい把握しているのかという問いでは、テストの結果をみることと同様に、学齢が低いほど、把握率が高くなります。高2以上の保護者は、学習内容を把握している割合は半数以下という状況です。そして、保護者として把握はしても、頼りにされては困るところ。中学レベルまでは答える自信があっても、高校生の保護者となると3割以下にまで下がってしまいます。もっとも子どもも保護者をあまり頼りにはしていないようです。
保護者が学習内容を把握し、教えられるラインは中学3年あたり。その後は教えるまでいかなくても、勉強に取り組む子どもをバックアップする、見守ってあげる姿勢をもつことは、いつでも保護者にとって大切なことではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年11月09日 16:17