●成績のよい子は、夕方や早朝の時間を使うのが上手~ベネッセ教育情報サイト (2010年10月29日)
ベネッセ教育情報サイトでは、秋本番の過ごしやすい時期、生活の立て直しによい時期だとして、このたび2008(平成20)年11月に小・中・高校生を対象に行われた調査の中の「放課後の生活時間調査」の中から、「学習する時間帯」に関する調査結果が取り上げられています。
まず、放課後の時間の長さと、その使い方について聞いたところ、小学生では勉強とメディア時間がともに80分以上、中1~2生では、90分以上という結果が出ました。
放課後の時間の長さは、小学生~中2まで平均5時間弱で、中3は部活動がなくなり、受験勉強のため勉強時間が3時間以上になることから、平均6時間強となります。
その中で、どの学年でも勉強とメディアの時間はともに1時間を超えています。放課後の半分以上の時間が「勉強」と「メディア」に費やされているのが現状となっています。
次に、子どもたちが勉強している時間帯についてですが、勉強時間のピークは、小学生では17時30分、中学生は20時45分ということがわかりました。学校段階によらず、夕食のピークは19時ごろという結果ですが、小学生は夕食までの17時~19時に勉強することが多く、中学生は19時以降に勉強にとりかかる傾向にあるようです。
小学生では、成績上位層と下位層に大きな違いは見られませんでしたが、中1になると、成績上位層に勉強時間帯のピークが2回あるということがわかりました。夕食後のピークのほかに、夕食前の18時前後にもピークがあり、3割弱の中1生が主に宿題や家庭学習に取り組んでいます。このピークは、成績下位層には見られません。また、わずかですが、早朝に勉強している比率が、成績上位層で高くなっているのも注目できる点です。
朝や夕飯前といった時間制限のあるところで集中して勉強するのが、効率のよい方法だということでしょうかね。
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投稿者 kksblog : 2010年10月29日 01:02