教育家庭新聞社
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「五感でなっとく！」とあるように、きのこを見る、触る、味わう、匂う、聴く、ことで、きのこの世界を満喫できます。10月31日には、野生のきのこが大量展示され、その他の日も標本や栽培きのこが展示されています。実験植物園だけでなく、きのこの生産者、地元の自然カフェ、美術大学など、さまざまな人や団体が協力・参加する、とにかく「きのこ」だらけのイベントです。

きのこは年間を通じて、スーパーに行けばいつもあり、値段もそう変わらないですよね。それはなぜ？という答えが、きのこ展に行けば分かるかもしれません。普段あまり目にすることのない、きのこの栽培風景を目の当たりにできるチャンスですよ。日本きのこ研究所、茨城マッシュルーム生産組合などの団体による協力で、いろんなきのこが大量展示されるそうです。

11月3日の15時からは、ヴァイオリニスト・西森記子さんによる「きのこと音楽を楽しむ夕べ」が行われます。また女子美術大学きのこ同好会の「きのこアート」作品、中谷佳詩子さんによる「押しきのこ」作品集の展示など、アートなイベント・展示もあります。きのこ同好会の作品は、11月7日に同好会メンバーによる作品紹介のギャラリートークも行われます。

きのこ・きのこ…とにかくきのこづくしの9日間のようですね。普段目にするきのこは、数あるきのこのごくごく一部。ぜひきのこ展で、きのこの魅力を再発見してみませんか。さて、最初にあった質問「きのこって何の仲間か知ってる？」の答えは…ぜひ会場で！

きのこ展2010：筑波実験植物園