●北海道民と「雪虫」の謎を解く 大量発生から1週間で初雪が降る説は本当? (2010年10月26日)
株式会社ウェザーニューズは、冬の訪れを告げる“雪虫(ゆきむし)”を感測する『雪虫大作戦』を携帯サイト「ウェザーニュース」内の「北海道エリアリポート」で開始しています。
今年で4年目の取り組みになる『雪虫大作戦』は、「“雪虫”が目撃されてから約1週間~10日で“初雪”が降る」との俗説について、北海道エリアの人々から寄せられた“雪虫”の写真や“初雪”の情報をもとに検証する試みです。
これまでの結果を見てみると、“雪虫”の大量発生から“初雪”までは2週間~1ヶ月程度、過去3年の平均は23日と、俗説より遅い傾向にあることがわかっています。
ところで、“雪虫”とは、正式名称をトドノオオワタムシと言い、大きさ3~4ミリ位のアブラムシの一種で、体全体が白い綿のような毛に包まれている、北海道民なら誰もが知っている冬の風物詩です。
晩秋になると、一斉に飛来する姿が北海道各地でよく見かけられ、「“雪虫”が目撃されてから約1週間~10日で“初雪”が降る」と言われています。これは、雪が降る冬に備え、生息地を移動するために起こる現象と言われ、初雪を感知しての行動とも言われているのです。
『雪虫大作戦』は、北海道エリアの人に“雪虫”の写真や見つけた場所(市町村単位)、“雪虫”の数や大きさなどの詳細、“初雪”の報告を寄せてもらい、天気と“雪虫”のメカニズムを検証していきます。
今回の『雪虫大作戦』のように、俗説を検証してみるという試みはなかなか面白いですね。全国各地に眠る風物詩をこの機会に掘り起こしてみてはいかがでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2010年10月26日 16:51