« 「科学技術」は未来の種! 「宙博(ソラハク)2010」科学技術館で開催 | トップページへ | オリオン座流星群 天気情報を頼りに自分で見る?中継番組でゆっくり見る? »

ハートレイ彗星が地球に大接近!国立天文台の観察キャンペーン実施中 (2010年10月21日)

hartley_101014.jpgほうき星、彗星といえば、ハレー彗星やヘール・ボップ彗星を思い出す人が多いでしょう。今年の10月20日から21日にかけては、「ハートレイ彗星」という彗星が地球に最接近します。前述の大彗星のように明るくはないけれど、4〜6等の明るさとなり、暗い場所では肉眼でも見られるかもしれません。

国立天文台では、10月14日夜から11月14日夜(15日朝)までの期間、「地球に近づくハートレイ彗星を捉えよう」キャンペーンを行っています。キャンペーンページでは、肉眼や双眼鏡などで観察したハートレイ彗星について、観察した日や場所、などの報告を募集します。

報告フォームでは観察地、観察日、観察手段の他に、彗星が見えたかどうか、これまでに国立天文台のキャンペーンに参加したことがあるか、などの回答項目があります。また感想や気づいた点について自由に書き込む欄がありますが、こちらに書き込まれたコメントがキャンペーンページで紹介されています。

10月16日から18日頃のコメントが寄せられていますが、天気の不順や、彗星自体がそれほど明るく見えないこともあってか、見えなかった、分からなかったというコメントもよく見られます。そんな中でも、カメラで捉えた、星雲のように見えた、という報告も上がってきています。

キャンペーンの担当者からのコメントによると、ハートレイ彗星は淡く、大きく広がっているそうです。街灯りで明るい空のもとで観察するのは難しいようなので、車で郊外に出かけて、できるだけ暗い空になる場所を探すのが上手く観察するこつかもしれません。また、彗星はとても淡く見えるために、観察するのが難しい天体です。出かける前に彗星の見え方について勉強して、観察の練習をしておくと良いそうです。

天体観測はどうしても夜間になりますので、必ず大人と一緒に、安全や健康に気をつけて行きましょう。国立天文台のホームページには、彗星の画像が集められているので、こちらを見て予習しておくといいかもしれませんね。

2010年10月〜11月 地球に近づくハートレイ彗星を捉えようキャンペーン:国立天文台



« 「科学技術」は未来の種! 「宙博(ソラハク)2010」科学技術館で開催 | トップページへ オリオン座流星群 天気情報を頼りに自分で見る?中継番組でゆっくり見る? »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2010年10月21日 00:23


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週水曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。<サンプルはこちら>

【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!



ネタなどへのお返事
KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif

最新15記事の大事なトコだけ読めるようになってます。あと、古い携帯は文字化けするかも


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ