●甲子園「ヒグマ打線」の駒岩高が生徒の募集を停止 入学者の急激な減少が原因 (2010年10月19日)
駒澤大学は、「駒澤大学附属岩見沢高等学校の生徒募集停止のお知らせ」を公表しています。
駒澤大学附属岩見沢高等学校は、平成23年度の生徒募集を最終とし、その後の生徒募集を停止することを8日に正式に発表しました。
附属岩見沢高等学校は、地元岩見沢市と北海道における曹洞宗宗門関係者の篤い支援のもとに設立され、昭和39年4月に410人の第1回入学生を迎えました。
その後、国のエネルギー政策の転換に伴う空知地区の炭鉱閉山により、人口が大幅に流出し、入学者の急激な減少に見舞われるなど危機的な状況を経験しながらも、46年にわたり空知地区における唯一の私立高等学校として、この地における高校教育の一翼を担ってきました。
しかし、このところの地域中学校卒業者の長期にわたる減少は、炭鉱閉山時の経験をはるかに超えており、生徒募集でも人数が集まらない状況となっていました。同校は、入学者の確保にさまざまな施策を講じていましたが、入学者の減少を止めることはできませんでした。
教育活動については、在校生はもちろん、平成23年度入学生が卒業するまで、課外活動および卒業後の進路(進学・就職)の支援を含め、これまで通りとなります。
駒澤大学附属岩見沢高等学校といえば「ヒグマ打線」として有名で、甲子園に春8回、夏4回出場を果たし、同校囲碁部も全国大会で2008年に優勝しています。
教育関係者にとっては他人事ではないニュースです。より良い教育を生徒たちに提供する使命を担っているという自覚を持つことが大切でしょう。
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投稿者 kksblog : 2010年10月19日 14:50