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子どもを叱るとき殴ることは必要?肯定派が7割以上、経験者は8割超 (2010年10月04日)

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株式会社アイシェアは、現在大人である人達が子どもの頃に殴られた経験があるのかどうかを調べる“拳に込められたものに関する意識調査 ”を実施しました。

子ども(未成年)の頃、誰かに殴られたことがあるか尋ねたところ、「ある」とした人は全体の54.9%でした。

これらの人に、子どもの頃に誰に殴られた相手をすべて答えてもらったところ、「父親」が66.7%で最も多く、次いで「先生」が45.2%でランクインしています。以下「母親」が41.0%、「友人」が 39.5%、「兄弟」が23.8%、「姉妹」が10.0%と続きました。

性別でも、トップは「父親(男性の70.8%)(女性の60.0%)」で変わりありませんが、男性では「友人(52.8%)」、女性では「母親(49.0%)」が2位に浮上しています。

年代別に見ると、上の年代ほど「先生」と答える割合が高く、20代で34.6%、30代で44.2%、40代では54.6%と半数以上。逆に「友人」は下の年代ほど高く、40代で32.0%、30代で41.9%、20代では46.2%と半数に迫っています。

続けて、子どもの頃に殴られた経験で記憶に残っていることを尋ねたところ、「優しい父親が本気で怒って初めて叩かれた」「火遊びをして危うく火事を起こしそうになって殴られたから反省したのをよく覚えている」「親にも殴られたことがなかったので、友達に殴られてとてもショックだった」といった衝撃を受けた思い出が複数あがりました。

また、「筋が通らないことをやったとき先生に殴られた」「宿題の漢字ドリルをさぼって居残りを夜7時過ぎまでした時、夜の小学校が気になって途中で校内を徘徊した。それが担任に見つかって私は頬をはたかれ、男子は頭を拳骨で殴られてた。いい先生だった。」といった学生時代の思い出も複数挙がっています(自由回答)。

では、大人(20歳以上)になってからはどうでしょうか。子どもの頃と同様に殴られた経験を尋ねたところ、「ある」とした人はわずか8.4%で、「ない」人が91.6%に。これらの経験者に、大人になってから殴られた相手をすべて答えてもらったところ、「友人」「恋人」が22.5%と同率でトップ。以下「父親」「母親」が共に7.5%で続いています。

人を叱るとき、場合によっては殴ることも必要だと思うかとの問いには、相手が子どもの場合では「とても必要」が21.3%、「どちらかというと必要」が 53.1%で、合計74.3%もの人が『必要』と回答しました。子どもの頃に殴られた経験者では85.1%が『必要』と答えており、殴って叱ることを肯定的に捉える傾向が見られました。

一方で、相手が大人の場合に、殴って叱ることが『必要』としたのは「とても必要(5.7%)」「どちらかというと必要(27.4%)」を合わせた全体の33.1%と、子どもの場合の半数以下となりました。

“殴る”か否かについては賛否両論の意見がありますが、大切なことは子どもに常に愛情をもって接することではないでしょうか。今は反抗していてもいつか保護者の気持ちをわかってくれる日がくるはずです。

「親父にもぶたれたことないのに!」殴って叱ることは必要? | リサーチのrTYPE[アイシェア]



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投稿者 kksblog : 2010年10月04日 13:48


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