●小5から対象 「フードマイレージ-どこからくる?私たちの食べ物」教材 (2010年10月03日)
開発教育協会は、フードマイレージ-どこからくる?私たちの食べ物 <「地球の食卓」学習プランシリーズ>を発刊しました。
この教材は、『写真で学ぼう!「地球の食卓」学習プラン10』(DEAR, 2010)のシリーズとして作成されました。
同教材は「自給率を知ろう」と「フードマイレージ」の2つの参加型学習のアクティビティからなっています。戦後、日本の食と農のあり方を変える主だった出来事を取り上げ、環境負荷の問題だけでなく、グローバリゼーションや近代化の功罪、世界の飢餓との関連など、広い視野で食のあり方をとらえることを目的としています。
アクティビティ「自給率を知ろう」では、食料自給率について知ること、日本の食料自給率が低い現状に対して様々な考え方があることを知ることを目的としています。
対象は小学校5年生~、時間は75分間です。すすめ方としては、(1)日本の食料自給率、(2)日本の穀物自給率、(3)いろいろな国の家族の食生活、(4)世界の穀物自給率、(5)食料自給率をめぐるさまざまな考え の5つが紹介されています。
アクティビティ「フードマイレージ」では、フードマイレージの考え方を理解すること、日本のフードマイレージが高くなった原因を考えること、食を取り巻く状況のこれからを考えることを目的としています。
対象は小学校5年生~、時間は90分間です。すすめ方は、(1)主要産地を当てよう、(2)フードマイレージを計算する、(3)食料自給率をめぐる様々な考え、(4)フードマイレージが高くなった理由、(5)わたしたちにできること の5つとなっています。
食について学ぶ際には、このような教材を活用してみても良いかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2010年10月03日 14:54