●CO2は悪者じゃなかった?地球温暖化は太陽活動に関係が深い NASA (2010年10月13日)
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが、地球温暖化の主な原因であるということは、今や小学生にも知られています。しかし、それが全くの勘違い、または主な原因が他にあるとしたら?
さまざまな「テクノロジー」に関連するニュースをオンラインで読むことができる「DAILY TECH」に、地球温暖化の原因は人間の活動ではなく、太陽の活動サイクルによるものであり、NASAの研究によってそれがはっきりした、というニュースが掲載されています。
地球温暖化の原因が、二酸化炭素やメタンといったガスの排出量が増えたことによる温室効果であるか、太陽活動のサイクルによるものか、またその他の原因があるのか、という議論について、現在は人間の産業活動による温室効果ガスの排出量が増加したため、という説が一般的になっています。そのため世界的なCO2排出量の削減への取り組みが行われており、クリーンエネルギーやそれを使った産業は注目を集めています。
しかしこれまでの研究データでは、太陽の黒点の数の変化は温暖化または寒冷化の傾向と一致していることが見て取れるというのです。そして20世紀は太陽活動が活発な時期に当たり、すなわち温暖化の傾向を示しています。実際、最近のNASAの研究においても、非常に長い期間の気象データを見ると、温暖化と寒冷化は周期的なものであると認められるのです。
それでは、地球環境保護のために現在行われている活動は、全く無駄なのでしょうか。CO2削減のために掲げている目標や、エコロジーを考えた商品開発、個人の小さな努力はどうなのでしょう。
世界的に信頼が置かれているNASAの研究によって、太陽活動が温暖化に影響していると発表されたことは、これまで温室効果ガス削減に尽力していた人々にとっては衝撃に値するかもしれません。しかし主原因でなかったとしても、複合的に関連している可能性もまだゼロになったわけではありません。
これから子どもたちに伝えていくことは、現在のエコ活動を切り捨てることではなく、私たちの住む地球を大切に思うこと、何をすれば環境に優しいのか、どうすれば「環境に優しい」ことが分かるのか、共に考えることではないでしょうか。このニュースが、さらに深く地球環境を考えるきっかけになったら素晴らしいことですね。
NASA Study Acknowledges Solar Cycle, Not Man, Respansible for Past Warming
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投稿者 kksblog : 2010年10月13日 11:38