●第7回文化庁映画週間 文化記録映画部門の授賞作品の記念上映会を開催 (2010年10月12日)
最近、どんな映画を見ましたか?近年では日本の映画が世界で著名な賞を受賞したり、映画祭の招待作品に選ばれたりと、日本映画の質の高さが世界に認められていると感じます。一方で評価され、話題になる映画はフィクションまたは事実に基づいたストーリー仕立てのものがほとんどですが、真実を追って映像にまとめたドキュメンタリー映画にも優れた作品が数多く生まれています。
文化庁では日本映画の振興にさまざまな観点から取り組んでいます。その一環として、今回7回目となる「文化庁映画週間」を東京国際映画祭期間中に開催します。会期は10月23日(土)から10月30日の間、場所は六本木ヒルズのシネマート六本木です。
期間中、文化庁映画賞贈呈式や受賞記念上映会、シンポジウム「MOVIE CAMPUS」、「映画偉人の視点 Filmmaker’s Angle」などのイベントが開催されます。さらに新プログラムとして、映画ファンのための新しい映画カルチャートークイベント「映画ナビゲーターズ」が開催されます。
文化記録映画部門の映画賞授賞作品は、お年寄りの介護の現場で働く人々とその場所にスポットを当てた「ただいま それぞれの居場所」、1960〜70年代に繰り広げられた小さな集落で暮らす「権利」をめぐる裁判の歴史を綴る「こつなぎ 山をめぐる百年物語」、学生生活の「リベンジ」を目指す若者たちの姿を映す「月あかりの下で〜ある定時制高校の記憶〜」の3作品です。記念上映会は入場無料、開場30分前に会場で入場整理券が配布されます。
ドキュメンタリー映画には、ドキドキ・ワクワクするような魅力的なストーリー展開はありませんが、作られたものとは違う臨場感と、見ている人にリアルに訴えかけるものがあります。特に「月あかりの下で〜ある定時制高校の記憶〜」は、選考委員の清水浩之氏が「学びの場」「人が成長する時間」について考えるきっかけを与えてくれる、親子で一緒に見ることをおすすめしたい作品であると紹介しています。いつもと違う映画をみることで、いつもと違う何かを感じられるかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2010年10月12日 07:06