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みんなでつないだ詩が、宇宙へ飛び立つ 「宇宙連詩」第4期募集中 (2010年10月23日)

spacepoem_101020.jpgJAXAでは、平成18年から平成21年までの3年間、毎年1編ずつの「宇宙連詩」を編纂してきました。それぞれ全24編の詩からなり、連詩をDVDディスクにまとめたものを、国際宇宙ステーション(第2期、第3期は日本実験棟「きぼう」)に打ち上げ・保管されています。

現在、第4期の募集が行われており、編纂期間は平成23年3月4日(金)までです。第4期の第1詩は野口聡一宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション滞在宙に詠んだもので、それに詩人の三角みづ紀氏、新藤涼子氏がそれぞれ第2詩、第3詩を詠みました。現在は第5詩まで公表されており、第6詩の公募が10月25日(月)まで行われています。

宇宙連詩にはいくつかのルールがあります。まず1つめは、5行詩、3行詩、を交互に繰り返す構成であること。現在公募されている第6詩は3行詩になります。2つめは、直前の詩から、ある言葉、または、ある1行を引用して、自作の出発点にします。言葉や行をそのまま使ってもいいし、その言葉や行から連想される別の言葉にしてもいいのです。

さらに詩をつくるのに、以下のことを心がけます。
・ 前の詩からポンと飛ぶこと
・ 次の人が続けられること(完結しないこと)
・ 具体的であること(抽象的でないこと)

応募は宇宙連詩のホームページ上にある応募フォームか、応募用紙をダウンロードしてFAXでも応募できます。選定された詩は、発表日にホームページ上で発表されます。また選定された詩は、英語または日本語に翻訳されます。

ルールがある、と聞くと難しく感じられそうですが、詩は上手下手よりも、感じたことを素直に言葉に代えられるかどうかではないでしょうか。連詩には、前の詩を引き継ぐと言うよりも、ひとつひとつ個性の違うものをつないでいく、ビーズ細工のような美しさがあります。3行、5行という短いものですから、自分の詩が宇宙へ飛び立っていくことを夢見て、挑戦してみてはどうでしょう。

JAXA|第4期宇宙連詩の募集開始について



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投稿者 kksblog : 2010年10月23日 17:08


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