●世界のさまざまな統計データを世界地図で表現『WORLD MAPPER』 (2010年09月22日)
世界のさまざまな統計を視覚的に表わしている世界地図サイト『WORLD MAPPER』を紹介します。
『WORLD MAPPER』では、人口、市場規模、言語、輸出入品目、一日あたりの収入、国民の貯蓄、教育費の支出など、約700の統計の値を、通常の世界地図を伸縮させることで表現。
例えば人口の地図「Total Population」では、人口の多い少ないで面積を伸縮させるので、日本や中国、インドなどは通常より膨らんだ形状に、アフリカや南米の国々は細く縮んだように変形してしまいます。
見たい地図を探すには、カテゴリー別、サムネイル索引、アルファベット順の方法があります。例えばカテゴリー別では、基本項目のほかに、食糧、教育、収入、宗教、言語などの項目から探すことができます。
ここでは、動画になっている2つの地図を紹介します。
●「Income」
この地図は、1日の収入を金額で区分し、それぞれの金額の区分にあてはまる人口を算出し、その数によって各国の大きさを表しています。収入金額は1ドル未満、2ドル未満…100~200ドル、200ドル超で区分し、動画では収入が1ドル未満の地図から始まります。
1ドル未満では、インド、中国、アフリカ諸国の大きさが目立ちます。金額が大きくなるにつれて、それらの国は小さくなっていき、日本をはじめ、ヨーロッパ諸国、アメリカ合衆国など先進国は大きくなっていきます。
日本は20~50ドルあたりで最も大きくなり、その後は縮小していきます。しかし、アメリカ合衆国はその後もさらに大きくなり続け、200ドル以上で最も膨らんだ形になります。アメリカ合衆国は個人で多くの収入があることが顕著に表れているところが注目です。
●「Age-of-death Animation」
この地図は、死亡年齢を4歳ずつの年齢で区分し、その数によって各国の大きさを表しています。1~4歳、5~9歳…95~99歳、100歳以上と区分されていて、動画では死亡年齢が1~4歳の地図から始まります。
最初はアフリカ諸国、インドが大きく膨らんでいます。年齢が進むにつれて変形していきますが、若年齢では先進国はほとんど変化がみられません。30代半ばから、アフリカ諸国はどんどん縮小していき、先進国が大きくなり始めます。
80~90代で日本は最も大きくなります。アメリカ合衆国は、各国が縮小する90代でさらに大きくなります。見ていくと、発展途上国で生きていくことの厳しさを顕著に表わしていることがわかります。
世界の情勢、各国の力、特徴などがとてもわかりやすく、一目で見ることができる地図がそろっています。どんな地図で、世界を知りたいですか。チェックしてみてください。
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投稿者 kksblog : 2010年09月22日 21:28