●ブログやTwitterなど、CGMに対する高校生の意識や利用実態は? (2010年09月27日)
セキュリティ対策のサービスなどを提供するマカフィー(株)が、高校生のCGM(消費者生成メディア)に対する意識や利用実態を調査し、公表しました。
CGM(消費者生成メディア)とは、インターネットなどを活用して、消費者が内容を生成していくメディアのこと。いわゆる口コミサイト、ブログ、Twitterなどがそれにあたります。
調査結果によると、CGMに書き込みをしたことがある高校生のうち、約半数が自分や他人に関する個人情報を書き込んだあることが判明しました。
高校生に最もよく利用されているCGMはWikipedia(83.4%)で、 次いでブログ(75.3%)、掲示板(63.4%)です。利用目的は趣味の情報収集や暇つぶしが大半ですが、約4人に1人の割合で学校の宿題や課題やコミュニケーションをするためにも積極的に活用しています。
高校生がよく書き込みをしているCGMは、1位がブログ(47.5%)で、Twitter(27.9%)、 チャット(27.1%)、mixi(25.7%)、プロフ(25.0%)と続きます。主な書き込み内容は、趣味、身の回りの出来事、学校のことですが、自分や他人に関する個人情報を書き込んでいることが気になるところです。
書き込んだことのある個人情報は、自分や他人の状況(31.1%)、自分や他人の写真(21.6%)、自分や他人の氏名(19.6%)など。書き込み傾向は女子のほうが強く、特に女子高校生の約3人に1人が自分の写真を、約4人に1人が自分の氏名を書き込んでいることが明らかになりました。
具体的な書き込み内容は、自分の氏名や趣味などの情報から、友達募集、自己紹介など、CGMをコミュニケーションのツールとして活用しているようです。しかしCGMの利用により、約3割の高校生がウイルスの被害にも遭っています。
今の高校生はインターネット上に危険が存在していることは認識しつつも、個人情報の公開への抵抗やセキュリティについての関心はまだ低そうですね。誰でも気軽に参加できるなど、CGMは高校生にとっては魅力的といえそうですが、オンライン上には様々な危険が伴うことを理解し、意識付けを行なう教育の必要性がますます高くなってきているのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年09月27日 14:37