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「幸せ」の秘訣は朝ごはん?「幸せ度とライフスタイルに関する調査」 (2010年09月27日)

apple_100927.jpg「早寝早起き朝ごはん」とは、子ども向けの標語、とは言い切れないようです。東北大学 加齢医学研究所 スマート・エイジング国際共同研究センターで20代から60代のビジネスマンを対象に行った「幸せ度とライフスタイルに関する調査」というアンケート調査によると、朝ごはんを毎日食べる人は「幸せ度」が高い、という結果になりました。

「幸せ度」は「経済的な余裕」「健康状態」「家族との関係」の3点が判断基準となっており、平均は65.1点、男性よりも女性の方が、若者より年長者の方が高い、という結果が出ています。これを朝ごはんの摂取頻度でみてみると、週2日以下しか朝ごはんを食べない人の幸せ度は59.0点なのに対し、毎日朝ごはんを食べている人は67.9点と平均より高くなっています。

朝食を食べる人と食べない人では、「生活充実度」や趣味や仕事に対する「満足度」に大きな開きが出ています。また「体調管理」に気を配り、「生活リズムが安定」していることにも、朝食の頻度が影響しているようです。頻度が低い人は現状に満足できず、転職を希望する人も多くなっています。

また幸せ度が高い人は、「経済的な理由」よりも「家族」や「健康」に比重を置く傾向が高いようで、最も幸せを感じるときについて「家族と過ごしているとき」という回答が多くなっています。これは朝食の頻度にも同じような傾向が見られ、毎日食べる人が44.3%に対し、2日以下の人は28.2%と大きな開きが見られます。

文部科学省の調査でも、朝ごはんの習慣を身につけていない小中学生は学力が低くなる傾向があることが明らかにされています。そしてこの研究所で行った調査によると、大学進学や就職などにも、朝食の習慣の有無は影響しているようです。

食育に関する調査から、成人においても朝食を摂る人が増えてきているようですが、忙しい20〜40代男性においては、まだはかばかしくないようです。希望の職に就けない、忙しすぎる、と不満要素の多い現代ですが、もしかしたら「幸せ」をもたらしてくれる「食事」が足りていないのかもしれませんね。お腹が減ると怒りっぽくなる、という通説もありますし、まずはパン1枚でも食べてみることから始めてみるといいかもしれません。

朝ごはん習慣と幸せ度と生活満足度の関係を調査 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-



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投稿者 kksblog : 2010年09月27日 06:23


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