教育家庭新聞社
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「黒歴史」があると答えた割合は、男性より女性の方がやや多く、その時代については、男女ともに19歳以降が圧倒的多く、次に中学時代が比較的多いという結果になりましたが、19歳以前の時代の多くで、女性の方が男性より「黒歴史」と答えた人が多くなりました。女性は男性より幼い時期を「黒歴史」と考えているようです。

その「黒歴史」の内容については、「いじめられっ子だった」「友達が少なかった」「ヤンキーだった」「オタクだった」などで、他人にしてみれば些末なことかもしれませんが、本人にとっては振り返るのも辛かったり、当時を思い出すと恥ずかしくなったりするものなのでしょう。

自身の「黒歴史」を最も知られたくない相手は誰か、という質問には、「現在の友人」「恋人・配偶者」「職場の仲間」がトップ3でした。これを男女別に見ると、男性は「恋人・配偶者」が31.1%で他を大きく上回り、一方女性は「現在の友人」「職場の仲間」が多くなりました。男性は異性に、女性は同性に対して「カッコ悪いところを見せたくない」という意識が強いようです。

しかし考えようによっては、思い出したくない「黒歴史」も、自分の歴史の中の一部であることは確かであり、今の自分を作っている要素の一つなのです。わざわざ晒すことはないですが、無理矢理封じ込めたり忘れようと努めたりするのではなく、そんな時代を容認できるような大人になりたいものですね。

できれば知られたくない！学生時代の黒歴史とは｜リサーチのrTYPE[アイシェア]