●朝ごはんにはパン派が増加? 小・中学生の食生活についてのアンケート (2010年09月22日)
子ども向けのインターネットコミュニケーションサイト「サークルリンク」では、会員の小・中学生を対象に「食生活についてのアンケート」を実施しまいた。これによると、毎日3食(朝・昼・夜)食べていると答えた子どもは9割以上にのぼり、朝ごはんを食べない子どもはほとんどいないようです。その一方、一緒に食卓を囲む相手として「お父さん」と答えた子どもは半数にとどまりました。
「3食食べている」子どもは93.5%、その朝食の内容については、「パン」が全体の67.7%、「お米」が60.9%でした。昨年度までは「お米」の方が多くて全体のトップだったのが、今回「パン」が「お米」を抜いてもっとも多い回答となりました。また女の子の方が男の子より「パン」と答えた子が多く、学年が上がるごとに「パン」の回答が上がっていることが分かりました。
朝食に限らず、一緒に食事をする相手は誰かという質問では、1位は「お母さん」で8割以上、2位は「兄弟姉妹」で6割以上、3位の「お父さん」は半数程度でした。また、中学生になると「1人で食べることが多い」が12.9%と小学生に比べて格段に多くなり、家族それぞれのライフスタイルが変化して、時間が合わなくなっている姿がうかがえます。
食事の内容については、「お父さんやお母さんが作った料理」が9割を占めるものの、「買ってきたおかずやお弁当」、「いつでも手軽に食べられる料理(レンジ食品、インスタント食品)」の割合が昨年度より多くなっています。外食については、「月に1回くらい」「2週間に1回くらい」がそれぞれ多くなっています。1%台ですが「毎日行く」という回答もありました。
家での食事に感じる「不満」については、「特定の食材に偏っている」「嫌いな食べ物が出る」といった、メニューや好き嫌いに関するものが多かったようですが、中には「家族の会話が少ない」といった食事中の雰囲気に関するものなど、さまざまな意見が挙げられました。
食事は健康維持のために毎日摂らなければいけない、義務でもありますが、おいしい、楽しい、といった生活の潤いでもあります。嫌いなおかずや、お行儀良くないと叱られるなど、子どもにとって苦行になる一面もあるかもしれません。それでも家族と囲む食卓には、安らぎや得られる物があるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年09月22日 14:15