教育家庭新聞社
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今年の夏は記録的な猛暑になりましたが、紅葉の色づきなどへの影響は心配なさそうです。夏の葉の育ちや痛み具合が秋の紅葉に影響すると言われていますが、晴れの天気が続いたことで日照時間が例年に比べ長くなったため、葉の育ちが良く、また紅葉の色を出す色素の元も活発に作られたと考えられます。

ウェザーニューズの紅葉見頃予想によると、今年の紅葉の見頃の時季は北日本で遅く、東・西日本で例年並みになるだろうとしています。夏の猛暑は、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で、海面水温が平年に比べて高い状態が続く現象が影響していました。この場合、冬は寒くなることが多く、この秋の気温は10月中旬までは気温は高めで、下旬以降は一転して気温が下がることが予想されます。

紅葉は秋の気温が低いと紅葉の時期が早まり、高いと遅くなるため、例年10月に見頃を迎える北日本では見頃が遅れ、11月、12月に見頃を迎える東・西日本では例年並みと予想されています。10月以降の気温が低くなることによって、色づきが鮮やかで、美しい紅葉が見られるかもしれません。

今はまだ日中半袖で、熱中症や紫外線に気をつけていることの方が多いでしょうが、もう紅葉の情報が出る時季なのですね。そろそろ秋物の服も用意して、秋の行楽の予定をたててみてはどうでしょう。

全国800ヶ所の紅葉見頃予想発表。見頃時期は例年並みで猛暑の影響心配なし！／ウェザーニューズ