教育家庭新聞社
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この調査を行った背景としては、以下のようなことがあります。

厚生労働省の平成２０年度社会福祉行政業務報告（福祉行政報告例）によると、児童虐待の相談件数は増加傾向にあります。また、被虐待者の年齢別対応件数の年次推移をみると、３歳から小学校の子どもの件数が多くなっています。

そういったことから、３～１２歳までの子どもさんをお持ちのお母さんに対し、子育ての悩みの抽出、児童への暴言経験の有無、児童相談所への相談経験の有無を明らかにすることを目的に、この調査を実施しました。

結果の概要として、まず、子どもに非がないのに、イライラして怒鳴ってしまった経験のある人は８８．１％でした。年代としては、３０代に比べ２０代の方が割合が高い傾向にあります。職業別では大きな差はありません。

また、子育ての悩みや相談事が相談できる相手がいると回答した人は８９．２％でした。年代別に見ると、２０代では９１．２％、３０代では８８．７％と年齢間で大きな差は見られず、職業間でも同様に大きな差は見られませんでした。

子どもを持つ女性、つまりお母さんが、困った時、精神的に疲れた時に助けてくれる環境づくりも、子どもを取り巻く環境としては大切ですね。

子育てに関する調査を実施：medibaモバイルリサーチ