●農業や漁業に興味がある学生、4人に1人が「就職したい」 (2010年09月16日)
パルシステム生活協同組合連合会が、農業・畜産業・漁業に関わる仕事や職業に興味がある学生1,000名を対象に、意識調査を実施しました。
調査結果によると、農業・畜産業・漁業に関わる仕事に就く場合、必要だと思うものは、どの産業も最も多かったのは「体力」。それぞれ興味がある産業に就職したいと思うかという問いでは、「就職したい」は25.0%。興味を持っている学生の4人に1人が就職を考えていることがわかりました。
農業の仕事に必要だと思うものは、「体力」の後に、「粘り強さ」「専門知識/専門技術」、畜産業は「専門知識/専門技術」「粘り強さ」、漁業は「粘り強さ」「経験」と続きました。
就職したい理由は、「自然が好きだから」が8割を超え、続いて「美味しいものを消費者に届けたいから」「動物が好きだから」「達成感を味わいたいから」となっています。また、農業に就職したいと思う理由の中には、「実家が農業を営んでいるから」が24.6%となっており、家業を継ぐことを理由としている学生も4人に1人程度いるようです。
さらに、こういった産業に関係する最近注目されているワードについてどう思っているかも調査。「食料自給率」については、8割近くが「興味・関心がある」、販売者としての「インターネット直販」には、約5割が「興味・関心がある」と回答。「農業の株式化」「農業ベンチャー」も約3割が「興味・関心がある」と回答しています。
それぞれの産業に興味を持つにあたり、影響を受けたものは、「テレビ番組」が最も多く、「実際の体験」「親」「学校の授業」と続きます。最近、農業や漁業に取り組む若い女性などもテレビなどで取り上げられていますね。興味を持つ若者が職に就ける体制ができ、若いパワーでこういった産業を盛り上げてくれるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2010年09月16日 15:54