●進学先に両親の経済状況を考慮する高校生は約7割 女子の方が高い傾向に (2010年09月09日)
株式会社Medibaは、自社が保有するモバイルリサーチ専用会員(3キャリア)を対象に、高校生の進学に関するモバイルリサーチを実施しました。
1日あたりの学習時間を平日/休日別に聴取したところ、全体値で平日が71分、休日が108分となりました。学年に応じて勉強時間は異なりますが、3年生が最も長くなっています。
高校2・3年生のみに、卒業後の進路を聞いたところ、「大学進学」が最も多く63.2%となりました。短期大学・専門学校を含めた「進学希望者」のうち、76.2%が志望校を決めていると回答しています。
志望校が既に決定している回答者を対象に、志望校の決定理由を聞いたしたところ、「職業に役立つ技術・情報を得たい」がトップで65.7%。性別で見ると、男性では「興味分野の研究に取り組みたい」が女性よりも多く、女性は「職業に役立つ技術・資格を得たい」 「人間性を豊かにしたい」で8~10ポイントの差が出ていることがわかりました。
上記以外の「周囲が進めるから」 「親の出身大学だから」 「友人が志望しているから」など外的要因による決定理由は10%未満に留まり、個人の意思で志望校を決定している傾向がうかがえます。
志望校の選定基準として最も多いのは「教育内容が自分の志望にあっていること」で62.8%。男女とも2年生が多く選んでいます。2年生よりも3年生に多く選ばれる項目は「専門的技能・資格が得られる」「就職に強い」など、(卒業後の)就職を意識した基準が挙げられています。
進学希望者を対象に、両親の学歴を考慮するかを聞いたところ、「両親よりも学歴が高い学校に行きたい」と回答した高校生が27%となっています。女性よりも男性の方が約15ポイント程度、学歴の高さを意識する傾向にあります。
また、進学先の選定時に両親の経済状況を考慮するかを聴取したところ、「考慮」する高校生が約7割となりました。性別で見ると(学歴とは逆転し)、男性よりも女性の方が考慮していることもわかっています。
高校生の進学に関しては、不景気の影響もあって全員が100%自分の望む形では叶えることができないかもしれません。しかし、生徒たちが夢や希望だけは持ち続けていられるよう、さまざまな面からのバックアップをしてあげたいものです。
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投稿者 kksblog : 2010年09月09日 17:42