●平成２１年度廃校数は、５２６校 ２番目の多さ 進む廃校利用プロジェクト (2010年09月05日)
文部科学省は「廃校施設等活用状況実態調査」結果および～未来につなごう～「みんなの廃校」プロジェクトの概要について発表しました。これによると平成２１年度に廃校となった学校数は５２６校であり、平成４年度以降で二番目に多い数です。廃校となっても建物が存在する３３１０校のうち、２２９５校は社会施設や文化施設、老人施設、民間企業など、様々な利用をされています。
一方廃坑後利用されていない建物が３割ほどあるのをうけて、廃校の活用を広げていくことを目的とした～未来につなごう～「みんなの廃校」プロジェクトを立ち上げました。活用方法・利用者募集などの情報を、自治体の希望に応じて文部科学省が集約し、ホームページで公表するということです。
これまではそれぞれの自治体が独自に活用方法や利用者を募集していたのを、文部科学書は情報を一元化することにより、多くの利用希望者に情報提供できニーズのマッチングの一助にしたいという考えです。９月１日現在ではすでに７９の施設についての情報が掲載されており随時更新予定ということです。
少子高齢化が進み、今後もますます廃校が増えていくことが懸念されます。建物の耐久性に問題がなければ、再利用・活用の方法探ってどんどん活用するのが良いのではないでしょうか？何らかの施設として再生されれば、必ず人が集まり、人が集まれば地域の活性化にもつながります。
利用予定の廃校が一つでも減って、人が集う場所となることを期待したいと思います。
～未来につなごう～「みんなの廃校」プロジェクトの概要について：文部科学省
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投稿者 kksblog : 2010年09月05日 18:53
