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PC室の導入コストを半減!教育関係者セミナーを実施 (2010年09月06日)

子ども用PC環境のひとつとして、学校のコンピュータ教室は重要だ。
日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は、1台のPCを最大10人の児童生徒が同時に利用できる「HP MultiSeat Computing」(以下、MSC)の発売を開始した。
提供以来学校関係者からの問い合わせも多いことから、MSCの実機体験セミナーを継続してスタートしており、毎回満員となる人気のセミナーとなっている。

日本HPでは、教育委員会や学校関係者向けに1台のPCを最大10人の児童生徒が同時に利用できる「MSC」の体験セミナーを実施する。
 セミナーでは、MSCの仕組みとコスト削減につながる理由、簡単に導入・運用管理ができる仕組みや同システム導入に向くケースや向かないケースの事例紹介、MSCの実際の使い勝手や管理方法などを体験できる。参加費無料。先着順。

【日時】10月5日(火)16時~17時15分(受付15時45分~)
【場所】日本ヒューレット・パッカード株式会社本社(市ヶ谷駅・東京都千代田区五番町7)
【内容】PCシェアでコスト半減できる「MSC」紹介・実機体験ほか。
【申込】http://www.hp.com/jp/s_msc
【問合せ】HPセミナー事務局 Eメール=call.hp@hp.com
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8月3日に開催されたセミナーの様子を紹介する。

 導入コストも
 管理コストも
 大幅に削減!

 これからの学校教育では子どもたちがコンピュータリテラシーを身につけインターネットを含めた情報活用の学習経験を積むことが求められている。そのためには学校に、その体験を可能にする整備を進めていく必要がある。
 MSCは1台のホストPCで、最大10ユーザーまでPCを同時に利用できるシステムだ。従来と同程度のコストで従来以上のPC環境が構築できるというもので、学校のPC室更新のための予算をより有効に活かしたいと考える教育委員会や学校にとって、導入メリットの大きさから注目を集めている。
 セミナーでは、MSCの仕組みや、コスト削減につながる様々な理由や学校に向いている理由、簡単に導入・運用管理ができる仕組み、省エネにも貢献する複数の要素についてなどが実機などを使いながら説明された。スリムタイプのホストPC(ms6000)に手のひらサイズのアクセスデバイス「t100」が複数台USBケーブルで接続され、そこからモニタ、キーボード、マウスが接続されている。
 MSCを導入することで、消費電力を約75%、年間電力料金を約6万円削減できる(1日8時間稼動、年250日稼動で計算)という説明に、参加者からは驚きの声が上がった。
 実機体験などを通して実際の使用感を体験した参加者は、実際にモニタに向かい、エクセルやワード、パワーポイント等シンプルなアプリケーションの操作性を確認し、動画を再生した場合の操作性などを試した。
 質疑応答の時間では、PC教室の更新を予定している担当者から、具体的なコストや実際に想定される教育活動が可能かどうか、IPアドレスについて、電源オフはどこで行うかなど、様々な質問が出た。
 MSCのように1台のホストPCに複数ユーザーが同時に独立してアプリケーションを利用できることを「シェアード・リソース・コンピューティング」といい、アメリカでは既に約200万ユーザーに普及している。今後は日本でも同システムの導入が進むことが予想されている。



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投稿者 kksblog : 2010年09月06日 11:32


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