●ジュニア向け理科年表シリーズ誕生!1冊目のテーマは「宇宙」と「地球」 (2010年09月12日)
国立天文台が毎年編纂している「理科年表」は、対象14年の創刊以来、理系学生、理科教育関係者、サイエンスライターや理科ファンなど、「科学」に関わる多くの人びとに愛用されています。「暦」「天文」「気象」「物理/科学」「地学」「生物」「環境」の7つの部門からなり、さまざまな科学データのよりどころとなっています。
このたび、ジュニア世代に向けた新たな理科年表シリーズ「マイ ファースト サイエンス」が誕生し、1冊目として「よくわかる宇宙と地球のすがた」が7月に刊行されました。「宇宙」と「地球」をテーマに取り上げ、知りたかった疑問や謎にせまり、地球科学の魅力を最大限に伝えてくれます。
豊富なイラストや写真、そして楽しいキャラクターたちが登場し、疑問に感じていたこと、知らなかったことへの理解を助けてくれます。このシリーズは、理科年表になじみのない子どもたちでも、理科のデータに親しみを持てて、さらにデータから浮かび上がるさまざまな科学の姿を体験できることがねらいです。
理科年表と同様の豊富なデータと共に、地球や宇宙に関する28の「なぜ?」について、楽しく、分かりやすく書かれています。たとえば「地磁気」について「地球はどうして磁石なの?」というサブタイトルがついています。方角を調べるときに何を使うか、と聞かれたら、私たちは当然のように方位磁石、または磁石、と答えるでしょう。だけど、どうして磁石のN極は北の方角を指すのか?と聞かれても、その理由をすぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか。
このように普段から感じていた疑問から、考えもしなかったけれど、そう言われてみると不思議、といった事柄までさまざまで、目次を見るだけでもワクワクしてきます。大人にとっても分かりやすく、理科に興味を持てる内容になっています。教室や家庭のリビングに、置いておきたい一冊ですね。
「理科年表シリーズ マイ ファースト サイエンス よくわかる宇宙と地球のすがた* 理科年表のジュニア版として、装いも新たに登場!!*
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投稿者 kksblog : 2010年09月12日 20:50