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名大の研究グループ、英語の空所補充問題を自動的に作成するシステムを開発 (2010年08月20日)

MAGIC100820.jpg

名古屋大大学院情報科学研究科の渡邉豊英教授と小尻智子助教らのグループにより、「MAGIC -多肢選択式空所補充問題自動生成システム」が開発されました。

このシステムは、同研究室がNTTとの包括協定のもとでNTTコミュニケーション科学基礎研究所と共同で開発されたものです。

MAGICは、ユーザの意向にしたがって選択された英語文章から多肢選択式の空所補充問題を自動的に生成することができます。

入力された英語文章から、1) 問題に適した英文を選択し、2)英文の構造に応じた単語を空欄箇所と決定し、3) 空欄箇所の品詞と単語に応じた3つの誤選択肢を生成します。

MAGICは、既存の問題の特徴を機械学習することで、英文の選択、空欄箇所の決定、誤選択肢の生成を行うことができます。

現在はさまざまなTOEICの問題集を学習していますので、TOEICで出題されるような問題が作成されています。学習させる問題を変えると、他の特徴を持つ問題を生成することができるようになるので、TOEIC以外の問題にも対応は可能です。

MAGICシステムを使えば、夏休み中の自己学習にも役立ちそうです。また、先生方が問題を作成するうえでも重宝するかもしれません。

MAGIC -多肢選択式空所補充問題自動生成システム:名古屋大大学院



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投稿者 kksblog : 2010年08月20日 16:04


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