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文化庁、「国民のたから」展を開催 日本の伝統文化紹介で「和綴じ」製作体験も (2010年08月16日)

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文化庁は、同庁が近年購入した文化財を展覧する「新たな国民のたから―文化庁購入文化財展」を仙台市博物館で開催することを明らかにしました。

同庁では、国宝・重要文化財の指定をはじめ、文化財の保存と活用に関するさまざまな施策をおこなっています。その中に、「国民のたから」である貴重な文化財の散逸や海外流出を防ぐため、国が文化財を購入する事業があります。

購入した文化財は、国立博物館や各地の博物館等が開催する展覧会への出品を通して活用していますが、より多くの国民に鑑賞の機会を提供するため、同庁では毎年「国民のたから」展を開催しています。

今年は、仙台市博物館で9月10日~10月17日まで開催される予定となっています。出品文化財は、文化庁購入文化財が36件、登録美術制度を活用して物納された文化財が1件の合計37件です。

さらに、同展の関連展示として、屏風・掛軸・巻物など、とくに絵画に焦点をあてて、それらの構造とともに鑑賞のつぼを紹介している「日本美術入門~伝統美術の見方・感じ方~」や、日本の伝統的な本の綴じ方でもっとも多く使われた四ツ目綴じの製作体験ができる「プレイミュージアムイベント『和綴じに挑戦!』」なども開催されます。

国の宝を実際に自分の目で見ることにより、歴史の流れを肌で体感できるはずです。仙台市に行く機会があれば、ぜひ子どもたちと一緒に訪れてみたいですね。

「新たな国民のたから」展の開催について:文化庁



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投稿者 kksblog : 2010年08月16日 17:26


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