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国際化学オリンピック 過去最高の成績 日本は金メダル2個、銀メダル2個  (2010年08月01日)

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高校生による、化学的な知識と応用力を競う国際化学オリンピックの第42回目が、日本で開催されました。日本代表として4名の高校生が参加し、2名が金メダル、2名が銀メダルを受賞し、過去最高の成績を獲得した結果となったことを発表しました。

≪受賞者≫
浦谷 浩輝さん 銀メダル (滋賀県膳所高校2年)
遠藤 健一さん 金メダル (栄光学園高校3年)
片岡 憲吾さん 銀メダル (筑波付属駒場高校3年)
齊藤 颯 さん 金メダル (灘高校2年)

国際化学オリンピックは、毎年7月に化学の実力を競うとともに国際交流をふかめることを目的としています。42回目となる今年は東京都渋谷で開催され、68カ国の地域から267名の参加者が競い合いました。成績優秀者には金メダル(参加者の1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)が授与されるという大会です。

日本は2003年大会から参加を続けており、2004年大会から7年連続で参加者全員がメダルを獲得する優秀な成績をおさめているそうです。

今年の参加者全員が素晴らしい成果をあげたわけですが、中でも神奈川より参加した遠藤健一さんは、昨年のイギリス大会でも金メダルを獲得されていて、初の2年連続金メダル受賞という栄誉を手にしました。

遠藤健一さんのコメント
前回大会で金メダルを取っているので、周りから感想やアドバイスを求められることが多かったです。でも大会や問題を上から見たりせず、みんなと同じ立場で挑戦することを心がけました。前回足りないと感じた国際交流が多くできたのもよかったです。ホスト国の代表として、より多くの国の生徒たちと言葉を交わすことができました。

次世代を担う若者が、国際舞台で素晴らしい功績をおさめたことは日本人としてとてもうれしいことです。この4名の参加者が決定するまでには、3000名を超す日本大会の参加者とその指導者がたくさんいるそうです。力を結集して、日本を支える頭脳として将来を担っていってほしいものです。


>国際化学オリンピック参加生徒の成績について:文部科学省
>第42回国際化学オリンピック代表生徒の成績について



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投稿者 kksblog : 2010年08月01日 16:35


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