●ステキな名前をつけて! JAXAが宇宙ステーション補給機の愛称を募集中 (2010年08月30日)
国際宇宙ステーション(ISS)でつかう機器類や長期滞在をするクルー達の食料・衣類など、どのようにして運んでいるか知っていますか。スペースシャトルなどにも積み込みますが、それ以外にも物資の補給機があるのです。その中の一つが、日本が開発した宇宙ステーション補給機(HTV)です。平成21年9月に技術実証機となる初号機が打ち上げられ、さらに2号機が平成22年度の冬期に種子島から打ち上げられる予定となっています。
JAXAでは現在、この宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称を募集しています。「はやぶさ」「あかつき」「イカロス」のような、親しみやすく、またHTVの特徴やイメージを捉えているような名前です。
募集期間は8月27日(金)から9月30日(木)17:00までです。インターネット、はがき、FAXでの応募、JAXAの各事業所(一部を除く)などで直接応募できます。選定愛称を提案した人には、認定書・記念品が送付され、さらに副賞として、種子島宇宙センターでのHTV2号機から7号機までの打ち上げ見学に、各号機抽選で毎回1組(2名まで)、計6組が招待されます。
愛称の応募条件は、以下のようになっています。
(1)ひらがな、カタカナ、もしくは平易な漢字とする。
(2)HTVの特徴やイメージを捉えていること。
(3)発音しやすく、ローマ字表記しても読みやすいこと。
(4)他の愛称等と混同しないものであること。(過去の愛称は応募案内ページで見られます)
(5)国内及び国際社会においてネガティブなイメージを想起しないもの。
これまでに宇宙開発関連の施設・機器について一般公募によって名付けられたものは、ISSの日本実験棟「きぼう」のほか、地球観測衛星の「だいち」「いぶき」、月探査機の「かぐや」などがあります。自分が考えた名前をつけた輸送機が、宇宙に飛び出していくなんて、考えただけでわくわくしますね。
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投稿者 kksblog : 2010年08月30日 05:08