●小学生のケータイ所持は約半数、4割強の親が使用内容をチェック! (2010年08月22日)
子どもにケータイを持たせることについて、保護者としてはさまざまな考えや不安などを抱きますね。(株)ベネッセコーポレーションが、子どものケータイ所持について、小学生以上の保護者を対象にアンケート調査を実施しました。
調査内容は、子どもにケータイをはじめて持たせた時期やルールの有無、ルール違反の場合の対処法などについて。今や小学生の時にケータイを持たせる家庭が約半数で、そのうち子どものケータイの使用内容をチェックしている家庭は4割強に及ぶことがわかりました。
子どものケータイ所持時期については、学年があがるごとにその割合が増加。小学6年生では23.1%、中学3年生では47.0%、高校生になると急速に増え、高校3年生は95.5%が所持しています。「小学1年生」から「小学6年生」までの割合を合計すると、全体の5割弱を占めます。
子どもにケータイを持たせている家庭の約8割が、ルールを決めています。ルールの内容は、「使途」「料金」「学校でのルールを守る」「フィルタリングはかける」についてなど。そして実際には、たいていの家庭でそのルールは守られていると判断されているようです。
そして、子どものケータイの使用内容のチェックについて。チェックしている家庭によると、その内容は、「通話やメールの相手」「料金」「メールの内容」「使用時間の長さや時間帯」などのようです。チェックのルール化は低い割合でしたが、子どものケータイの使い方について、保護者の関心は高いようです。
ルールを守らなかったり、高額な料金が請求されたり、ケータイ依存となった時には、子どもからケータイをとりあげたり、使用禁止にしている保護者もいるようです。連絡ツールとして便利なケータイですが、子どもの所持にあたっては、保護者は子どもとルールを決め、フィルタリングを利用することなどは大事ですね。チェックについては、子どものプライバシーをどうとらえるかによって賛否両論かもしれませんが、親子の信頼関係を大切にし、どう保護者は子どもの使用を見守ればいいか、親子で話し合ってみるのがよいかもしれません。
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投稿者 kksblog : 2010年08月22日 01:31