●ひきこもりに関する実態調査(若者の意識に関する調査)結果が公開されています (2010年07月29日)
この調査は、内閣府の共生社会政策総括官(共生社会政策担当)の青少年育成に関しての調査として公開されているものです。
調査概要の中では、調査目的や調査項目、調査方法のほかに、ひきこもり群・ひきこもり親和群の定義などについても書かれています。
調査の結果の中では、ひきこもりの人の、同居家族や同居人数、暮らし向き、地域の状況、通院・入院経験のある病気、通学状況、卒業・在学中の学校、小中学校時代の学校での経験、小中学校時代の家庭での経験、といった過去のことについて詳しく触れられています。
また、ひきこもりの人の現在の就業状況、働いた経験、就職または進学希望、就職活動、職業に関する考え方、ふだん自宅でよくしていること、通信手段でふだん利用しているもの、ふだんの外出頻度、といった現在の様子についても詳しく触れられています。
そして、ひきこもりの状態になった年齢、ひきこもりの状態になってからの期間、現在の状態になったきっかけ、現在の状態について関係機関に相談したいか?現在の状態をどの機関なら相談したいか?相談したくない場合の理由、関係機関に相談した経験、相談した機関などについても、書かれています。
そして、「私には持って生まれたすばらしい才能がある」、「私は他に並ぶ人がいないくらい、特別な存在である」、と提示された内容に、自身があてはまっているかどうか?についてや、不安要素についてあてはまること、ふだんの生活態度、家庭の状況、悩みを誰かに相談したいか?、悩みを相談する相手は?と、自身に迫った内容のことについても、書かれています。
また、対人関係と精神症状に関する変数の分析、現在の状態になったきっかけによる比較、相談したい機関の特徴と相談したことのある機関、といった、これからに向けての対策に繋がる内容のことも、書かれています。
現在、ひきこもりの状態になった経験のない家庭でも、現在、ひきこもりで困っている家庭にも、何か参考になることになりそうな詳しい内容となっていますね。
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投稿者 kksblog : 2010年07月29日 12:15