●理科好きのお父さんは8割以上 半数近くが理系の科学者や研究者に憧れ (2010年07月23日)
株式会社クラレは、「理科をたっぷり習って育った父親の理科意識」についての調査を実施しました。
その結果、お父さん全体の8割以上が「小学生の頃は理科が好き」で、半数近くが「理系の科学者や研究者に憧れていた」ことが分かりました。
現在、理科にどの程度興味があるのかをたずねたところ、「理科や科学にはあまり興味がない」は9.0%で、9割以上のお父さんは何らかの形で興味を持ち続けています。
昨年1年間に「理科の博物館や展覧会に行った」というお父さんは36.2%です。その回数は3回以下がほとんどとなっています。子どもや奥さんと一緒に行く人が多く、子どもの教育や家族サービスが目的であることがうかがえる一方で、「一人で行った」という理科好きお父さんも20.7%いました。
数十年に一度の天体ショーを「親子で大いに盛り上がる」と答えた人は39.8%です。「自分は興味あるが、子どもはない」25.5%に対して、「自分は興味ないが、子どもはある」11.5%となっています。
子どもの理科の教科書を見たことがあるお父さんに、その内容について感想を聞いたところ、「面白い」42.7%、「面白くない」24.6%となっています。また、分量は「足りない」55.5%、難易度は「易しい」56.4%で、どちらも半数以上の人が物足りなさを覚えています。
子どもの進路は、「理系に進んでほしい」が31.0%で、「文系」7.2%を大きく上回っています。理系パパは「子どもにも理系に」40.5%という意見が圧倒的多数。文系パパも、「理系」21.5%、「文系」11.5%で、どちらかというと理系の道に進んでほしいという意識がうかがえる結果となりました。
世のお父さん方は、理科に対して特別な思い入れがあるようですね。子どもを理科好きにさせるためにも、この夏は積極的に親子で博物館や展覧会を訪れてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年07月23日 17:11