●京都府民は「ジメジメ」感じやすいけ、でも湿気対策はそこそこ? (2010年07月15日)
梅雨の時期、雨でも晴れでもジメジメと、体中に湿気がまとわりつくような日々が続きます。何ヶ月も続くようなことはない、とわかっていても、やはりうっとうしく感じてしまうものですよね。
株式会社ウェザーニューズは、雨シーズンに全国の人々と「雨を楽しむ」企画、「雨プロジェクト」の一環として、7月2日(金)から5日(月)にかけて行われた「全国ジメジメ調査」の結果を発表しました。これによると、「ジメジメ」と感じやすい都道府県ランキングで、京都府が全国トップとなりました。
「全国ジメジメ調査」は、湿気が多い梅雨時期に、独特の空気感と向き合い、地域による「ジメジメ」の感じ方の違いや「ジメジメ」に対する意識を調査したものです。「今のジメジメ度」を「超ジメジメ」「ちょっとジメジメ」「ジメジメしていない」として回答を募ったところ、「超ジメジメ」と感じる全国平均は41.1%、トップの京都府は71.0%でした。
その他の県のデータを見てみると、梅雨前線の影響を受けやすい西日本や、京都周辺の県で多いかと思えばそうでもなく、例えば沖縄は下から4番目の44位、京都周辺の大阪は60.4%で全国5位でしたが、兵庫はおよそ平均値、奈良は平均より低い33.8%です。このように「ジメジメ」の感じ方は、実際の雨量や梅雨の期間、または地域による傾向といったものは見られず、むしろ人口の多い都道府県が上位に見られました。
これが「ジメジメ対策に気を使っていますか」という質問では、上位5位は西日本が占めました。逆に下位のランキングは東北・北海道、中部の県が多く、ランキング外でも東北地方は宮城県を除き、平均値よりも低くなっています。ここで不思議なのは、「ジメジメ」を感じるから対策もしっかり、とはつながらないようです。最も「ジメジメ」感じる京都は「対策」では平均以下、「対策」で全国2位だった鳥取県は、「感じる」方では全国41位でした。
雨続きの「ジメジメ」はあまり気持ちのいいものではないですが、こんなアンケートに参加したり、データを読んでみたりするとちょっと面白くなってきますね。
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投稿者 kksblog : 2010年07月15日 15:47