●企画展「空から見た日本の地形「くにかぜ」50周年」が開催されます (2010年07月13日)
このイベントは、国土地理院が開催するものです。
イベントの内容ですが、国土地理院の測量用航空機「くにかぜ」が果たしてきた、空中写真撮影や航空磁気測量の役割などについての紹介のほかに、歴代の航空カメラや空中写真撮影に関する資料、空中写真で見る日本の地形などの紹介があります。
開催期間は、平成22年7月13日(火)~9月20日(月)の9:30~16:30で、会場は、国土交通省国土地理院「地図と測量の科学館」特別展示室です。
なお、7月21日~8月25日の毎水曜日の10:00~16:00までは、地球ひろばに展示してある「くにかぜ」の内部の公開も行われます。
国土地理院では、昭和35年、地図作成のための空中写真撮影を目的とした測量用航空機「くにかぜ」を導入しました。
「くにかぜ」は、経済成長する国土の姿を記録する空中写真撮影や地磁気の大きさを観測する航空磁気測量にも使用されており、昭和58年には後継機「くにかぜⅡ」が導入されました。
「くにかぜ」と「くにかぜⅡ」を合わせた飛行距離は、地球14周分(約57万km)に相当し、昭和35年に航空測量を開始してから、今年で50周年となりました。
また、今年度は「くにかぜⅡ」の後継機として「くにかぜⅢ」が導入されました。
国土地理院では、これまでの50年を振り返り、国土地理院の測量事業の推進に大きく貢献した「くにかぜ」を通して、地図・測量への理解と親しみを深めてもらえるように、ということで、このイベントを開催します。
地図への関心だけにとどまらず、くにかぜが見てきた歴史を感じることができれば、いいですよね。
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投稿者 kksblog : 2010年07月13日 00:04