KKSブログ: 「子どもを犯罪から守るための環境づくり支援モデル事業」に係る調査研究等報告書

この報告書は、警察庁が調査の上、作成したものです。

「子どもを犯罪から守るための環境づくり支援モデル事業」の調査目的は、全国から選定した１５の防犯ボランティア団体を対象としており、これら防犯ボランティア団体による子どもを犯罪から守るための活動を支援することに、ありました。

「子どもを犯罪から守るための環境づくり支援モデル事業」の中で行われた取り組みは、たとえば、通学路や公園などのポイントとなる地点や、見守り活動の盲点となる地点などに、防犯カメラを設置することなどでした。

ほかには、子どもの見守り活動等を補完することや、団体の見守り活動等を地域に展開するため、防犯ボランティア団体の勝つ層を紹介等する「子ども見守り支援サイト」の構築・運営、団体によるあらたな取り組み（提案事業）を警察等で支援していく、といった取り組みを行いました。

子ども見守りカメラの設置の検討にあたって、当初、期待された効果としては、地域の防犯環境に対する住民の心理的不安の解消、既存の防犯パトロール活動の効率化、既存の防犯パトロール活動の中で、危険が指摘されていた地点に対する見守りの重点化、などです。

ほかにも、地域内の犯罪発生の減少、地域内の迷惑行為の減少、などの効果も期待されてのこととなっています。

子どもを見守るカメラを必要と考える時代が、当たり前に来ている、と再認識してしまう内容です。

教育家庭新聞社
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